マローネの世界を見る

マローネ帽子工房のアーカイブ棚に置かれた生地のキャップ

1881 • 2026

未来へ続く歴史

マローネのマスターハッター

帳簿と印章、手帳と色あせた写真、国際的な賞、そして卓越した職人の世代を渡ってきた道具があります。けれども私たちが最も誇りをもって受け継いでいるのは、繰り返される小さな所作です。蒸気の魔術師のように見えた父たちの、あの生き生きとした手つきです。

ラウレンツァーナからビテットへ、フォッジャの拠点から海外市場へ。ジュゼッペからロッコへ、ラッファエーレから孫たちへ。たゆまぬ構想力と技への探求とともに。マローネ家は、最も柔らかなフェルト、最も繊細な麦わら、最も上質な生地を、尽きることのない型紙のアーカイブの上で扱いながら、世界におけるイタリア帽子作りの歴史を刻んできました。

モノクロの19世紀は遠い昔のようでいて、実は私たちの手のなかで今も生成し続けています。企画室で、生産の工房で、展示の棚で、変わらぬまま、そして一時間ごとに新しくされながら。今日もまた、組み上げるべき新しい形と、これから訪れる目標の思いがけない織りが生まれています。

1928年パリ グランプリの賞状とロッコ・マローネに授与されたメダル
1934年の個人労働手帳
Fabbriche di Cappelli Egidio Marone の歴史ある証書
帽子工房の型紙台帳
マローネのモデルのアーカイブ技術資料
マローネの店舗の歴史あるショーウィンドウ
歴史ある工房の内部
帽子工房の歴史あるミシン
アーカイブの棚に並ぶ木型